似たような言葉でも、意味が微妙に違うことがありますよね?
社会人経験の浅い人の場合は特に、専門用語の多さや、似たような言葉の意味の違いに戸惑ってしまうことも多いハズ。
今回は「代理と代行の違い」から、「組織の役職の違いやどちらが立場的に上なのか」など、聞いたことはあるけど、説明しにくいような言葉を解説していきます。
一緒にやっつけていきましょう!
代理と代行の違いとは?
代理とは、本人に代わって事を処理をすること、またはその人のことです。
そして代行とは、本人に支障がある場合に、本人に代わり事を処理をすること、またはその人のことだそうです。
例を使って解説してみますね。
営業のAさんの【代理】で訪問しました。
営業のAさんが怪我したので【代行】で訪問しました。
代理では、Aさんからよろしく頼むと任された人が訪問しています。
代行では、Aさんに明らかな支障があり、本人に代わり訪問していることがわかります。
例えば【運転代行】というサービスがありますよね?
運転手が運転できないので、その代行者が運転をするサービスです。
運転代理という表現ではないはずです。
似ているようでニュアンスがかなり違うことがわかると思います。
代理と代行の役職の違いや差はどんな所?
代理と代行の役職の違いや差はどんな所でしょうか?
例えば部長代理とは、そのまま部長の代理ということになりますよね。
代行を簡単に言えば、部長がいない時には部長職を一時的に預かるという意味です。
わかりやすい例で言えば、社内昇格で部長になれるはずなのに、前任の部長さんが居るため、部長代理に留まるという社内のキャリアコースもあると思います。
社内の管理職の人数が多くて、ポストが用意できないパターンです。
しかし部長代行となると話は変わってきます。
例えば、部長職に退社などで人が居ない時に、次の人が決定するまで部長職を引き継ぐ役割があります。(もちろん、次の人が部長職に決定すれば部長代行職もなくなります)
代理は部長ポストに人が居る場合、代行は部長ポストに何らかの理由で人が居ない場合に当てはまると考えれば間違いないと思います。
代理と代行の権限や偉さをわかりやすく伝えるならこうです。
私の調べた範囲での権限の高さですが、代行>代理だと思います。
理由は先程述べたとおりで、代行は何らかの支障があり、その管理ポストに人が居ないので権限は代行に集中するからです。
(ただし、管理ポストに新しい人が決まれば自動的に代行も無くなります)
代理はそもそも管理ポストに人が居るので、代行のように簡単にはなくならないと思います。
代理は管理ポストの補助的な定められた業務をしますのが、その代理の仕事の責任は部長(管理ポストの人)にあります。
代行の責任はもちろん代行本人にありますので、そう考えて間違いないかなと。
代理と代行の違いまとめ
いかがでしたか?
わからないようで、わかって頂けたのかなと勝手に思っています(笑)
なんとなーくの私のイメージですが、代行→補欠、代理→助っ人 こんな感じかなと思いました。