煮物や豚汁など、色々な料理で使えて便利な里芋。
あの粘りやホクホク感!最高ですよね!
私も大好きなので、カリッと油で揚げて、かつお節、ネギ、大根おろし、めんつゆでガツガツ食べています(笑)
ですが実は、かなりデリケートな食材なのをご存知でしょうか?
そこで今回は、できるだけおいしさをそのままに、カビや乾燥を防ぎながらも、里芋を保存する方法をご紹介します!
もくじ
里芋の保存は発泡スチロール?やり方とポイントを詳しく解説します。
里芋は低温や乾燥に非常に弱い野菜ですので、温度や湿度に気を配らないと、すぐにダメになってしまいます。
美味しい食材なだけに上手に長持ちさせたいですよね。
では早速、食感や風味を残したまま里芋を保存するオススメの方法をご紹介します!
<食感や風味を残したまま里芋を保存する方法>
2. 発泡スチロールに入れる
3. 冷暗所に常温で保存する
たったこれだけで1か月ほど日持ちします。
里芋の表面は水で濡れると乾きにくくカビが生えやすくなってしまいますので、保存するときは土つきのままでOKです!
また湿度の高いムシムシとした時期は、傷みやすいので注意が必要です。風通しの良い場所で保存するようにしましょう。
もしも発泡スチロールがない場合は、段ボールでも代用できます♪
たったこれだけで、通常1週間程度しか持たない里芋が、約1ヶ月程度まで長持ちさせることができます!
皮をむいてしまった里芋はどうやって保存する?冷凍できるの?
常温での里芋の保存方法をご紹介してきましたが、冷凍保存もできちゃいます。
<里芋の冷凍保存手順>
1. 皮を向いておく
2. 塩を入れてお湯を沸騰させる
3. 3分ほど軽く茹で水を切る
里芋は茹ですぎてしまうと、すぐに荷崩れしてしまい冷凍には向かなくなってしまいますので、少し固いぐらいに茹でるのがよいでしょう。
4. 冷ましたあと密封できる保存袋に入れる
保存袋に入れる際はなるべく重ならないように、空気を抜いて密封させるようにしましょう。そうすれば雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。
5. 冷凍庫に入れて保存
このようにきちんと処理をした上で冷凍すると、だいたい1か月は持ちます。
次に使う料理に合わせて、輪切りや一口サイズなどにカットしてから冷凍しておくと便利ですよ!
解凍する時は、凍ったまま煮物や汁物に入れてしまうのが、一番簡単で味が劣化しにくいですが、その他にもレンジや常温解凍もできます。
簡単に保存できて次使うときも楽チンなので、主婦にとってはありがたいですね!
里芋の保存方法!農家さんはどの様にしているのかを調べました。
デリケートな里芋ですが、農家さんはどのように保存しているのでしょうか?
農家さんが里芋を長く保存したいときにしている方法は、主にこの2つになります。
1. 栽培した場所に土を盛る
里芋を掘り出さずに、そのまま分厚く土を被せます。
これだけで簡単に保存できるので、手間がかからず便利な方法です。
2. 穴を掘って埋める
収穫してしまった里芋は、畑に穴を掘って埋めることで約半年ほど長期保存が可能です。
傷がつくと腐ってしまうので、里芋を傷つけないように埋めましょう!
ご家庭の広い庭などで栽培している場合も、このような保存方法が使えますね。
思いがけずたくさん収穫できてしまったり、ご近所の方に膨大に貰ったり、保存に困った場合などは、この方法を試してみてください!
正しい保存方法で、ほくほくおいしい里芋料理を楽しみましょう!
いろいろな里芋の保存方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
保存が難しいと思われがちな里芋ですが、正しい保存方法さえ知っていれば、長く保存もできて便利です。
ご家庭にあるもので、長期間保存できるのも嬉しいポイントですね!
料理や使う量に合わせて保存方法を工夫することで、ホクホクでおいしい里芋がいつでも楽めるので、ぜひお試しあれです☆