子供が朝起きられない!と悩んでいるお母さんは意外と多いのでは?
朝の忙しい時間に、何度も起こしてイライラ、せっかく作った朝ご飯も食べてくれない、思わず怒鳴りたくなるような朝がどこのご家庭にもあるのではないでしょうか?
そんな悩めるママさんのために、子供が朝起きられない理由と対策方法をご紹介しますので、一つの参考になれば幸いです。
なぜ子供は朝起きられないの?実は意外な理由も!
子供が朝起きられない理由は色々あります。
まずは、夜遅くまで起きていること。例えば12時近くまで起きている子は要注意です。(当然の話ですが^^;)
子供の生活習慣は親のライフスタイルにけっこう左右されてしまいます。
幼稚園の頃から注意して子供の就寝時間を決めておかないと、その習慣を修正するのはかなり難しくなりますので、最初は特に肝心ですね。
ゲームに夢中になったり、テレビを遅くまで見たりして、なかなか寝ないでいつまでも起きていると、あたりまえですが次の日の寝起きに関係してきます。寝不足ですからね(笑)
就学してからは、学校終わりに塾など習い事に行く子供もいるでしょう。
それから宿題をして風呂に入ってという事になると、寝る時間がどんどん遅くなると思いますので、そこは親が時間の調節をしてあげるようにしましょう。
もう一つ気を付けたいのが夜にはしゃぎすぎないこと。
小学生頃まではまだ自律神経が未熟なので、夜にはしゃぎすぎると交感神経が亢進して入眠しにくくなります。
子供の性格は親が一番よくしっていると思いますので、そのあたりはお子様の性格に合わせてうまくコントロールしてあげましょう。
そして、実は一番重要なことは子供の精神状態を確認すること。
不安な事や心配事があると夜なかなか寝付けないのは、子供も大人も同じです。
日頃から子供の様子をよく観察して、なるべく子供の心に寄り添ってあげるようにしましょう。
仕事をしているママさんは特に大変かとは思いますが、今日学校でどんなことがあった?どんな風に思った?など。
寝る前に少し話を聞いてあげるだけでも、子供の気持ちは楽になると思います。
今では自分の部屋を持っている子供が多いとは思いますが、宿題はリビングでさせるなど、目が届く範囲で遊ばせてみましょう。
子供のプライバシーを保つのも必要ですが、自分の子供が何をしているのかわからないでは本末転倒です。
きちんと見ているという事がわかるようにしてあげましょう。
そうすれば不安や心配事を言いやすい状況にもなると思います。
子供が朝起きられるようになる3つのルールとは?
まずは、子供の規則正しい生活スタイルを作ってあげましょう。
当たり前ですが、早く寝れば自然と早く起きるようになります。
眠くないという子供の言葉に負けて寝かさないでいると、子供はいつまでも起きていますので、無理やりにでも寝る環境作りをしましょう。
見たいテレビがあれば、親子でどれとどれだという事を決めておき、ダラダラとテレビを見て起きているということがないようにします。
遅くとも22時までには寝かしつけるようにしましょう。
それより遅くまで起きている習慣をつけると、成長にもよくありません。
集中力が欠けたり、イライラしたり、授業にも集中できないなど、学業にも影響を与えてしまうこともあるそうなので、注意が必要です。
もちろん子供にも自覚を持たせるために、わかりやすく説明してあげるといいと思いますね。
ゲームやスマホの使い過ぎは目にも悪いですし、生活の乱れを起こしやすい原因になるそうです。
ゲームは1日○時間まで!と決めるのもいいですが、あまり制限してしまうと子供のストレスが溜まってしまったり、寝る前にやって結局眠れないなんてこともあるので、ルールを定めましょう。
何時間やるか?ではなく何時から何時までやるか?このルールをしっかり決めておきましょう。
現在はネット社会で大人から子供までがゲームやスマホを使うのが、当たり前の様になっていますが、時には親子で戸外に出て、自然に触れる機会をもってみるのもいいでしょう。
子供をいつも見守る姿勢でいるようにしましょう。
そうすればそういった親の姿勢は子供に伝わりますので、子供が何か困った事があれば、親に相談を持ち掛けてくると思います。
兎に角、現代は親も子も忙しすぎて、コミュニュケーションが不足しています。
子供が朝起きられずに、学校に行きたくないと言い出したら、何かのサインと受け止めて、じっくり話を聞いた方がいいかもしれません。
そうした状況が長く続くことで自律神経が乱れて、なかなか朝起きられないという悪循環に陥ってしまいます。
不登校の初期状態はこうした状態から始まると聞いたことがあります。
子供にとって睡眠を十分とるという事は、本当に大切な事です。
忙しくて子供とコミュニケーションをとる時間がないとい人は、一度ライフスタイルを見直してみましょう。
疲れていてもやるべきことがあって忙しいのはわかりますが、ひどく疲れているときは、家族にサポートをしてもらいましょう。
子供に家事のお手伝いをしてもらって、今日の学校はどうだったかなど話をすれば一石二鳥です。
この3つのルールに共通して言える大切なのは、毎日のライフスタイルを作りそれを守っていくという事です。
子供は22時までには寝る習慣をつけて夜更かしはやめさせる。
特に注意したいのが、長い休み、つまり夏休みや冬休みの間です。
子供は休みになって生活スタイルが乱れがちになります。
そのためいつも問題になるのが、休み明けの不登校です。
そうならないためにも、休み中も寝る時間も起きる時間も、いつもと変わらない時間をキープする事が重要です。
まとめ
子供が朝起きられないというのは、子供を持つ親にとってこれは頭の痛い問題だと思います。
でも日常のちょっとしたことから気を付けていくことで解決できる問題です。
自分の子供の性質を一番よくしってるのは親ですので、その子に合った方法で実践するのがいいと思います。
神経が過敏な子もいればそうでもない子もいます。
色々と書いてきましたが、「うちの子はすぐに寝ますよ」という方もいると思います。それぞれの個性にあったやり方で工夫してみてくださいね。