お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈る儀式です。
生後1ケ月の頃に近くの氏神様などに赤ちゃんを連れてお参りをします。
昔はお父さん方の母(祖母)が赤ちゃんを抱っこし、赤ちゃんのパパママとお参りするというのがしきたりだったそうですが、最近はしきたりにとらわれず、赤ちゃんと両親の三人、または赤ちゃんと両親および両家の祖父母の7人でお参りをするのが一般的です。
お子様が生まれてから行われる外での初めての行事となるので、色々不安なこともあるでしょう。
今日はこれから、お宮参りのマナーや 初穂料(はつほりょう)の相場、服装について詳しく見ていきましょう。
お宮参りの初穂料の相場はコレ!払うのは誰?
お宮参りの初穂料は、赤ちゃんの生後一ヶ月の頃に健やかな成長を祈り
神社にお宮参りの時に、神社に支払う謝礼のことを言います。
謝礼として包む金額は神社によって異なりますが、目安は五千円程度です。
お祓いを受けたあとで縁起物などを頂く場合には、一万円という神社も中にはあります。
お宮参りの為に神社を参拝する時は通常予約しておくことをおすすめします。
神社によっては初穂料をきちんと決めてある場合もあるので、電話予約する際に初穂料はどのくらい包めば良いか事前に聞いておきましょう。
お包みするお札は必ず新札でないといけない、というような決まり事はありません。
しかし、神様にお渡しするものですので、新札が手元に無い場合は、なるべく綺麗なお札を選んで包むようにしましょう。
初穂料は、当日神社を訪れた際、ご祈祷の前に社務所(受付)でお渡しします。
またお宮参りの初穂料は誰が払うのか、明確な決まり事はありませんが
お住いの地域のしきたりに従うのが一般的です。
最近では赤ちゃんの両親が出す場合が多くなっていますが、祖父母が出したいと言われた場合は断らなくても良いとされています。
お宮参りの初穂料は誰の名前を書くの?当日の服装は?
神社への謝礼は、現金を紅白の蝶結びの水引きののし袋に入れます。
のし袋・白封筒の表書きは一般的に、「御初穂料」「御礼」「御神饌料」「御玉串料」などです。
神社へ予約の電話を入れた際に、確認しておくと良いでしょう。
下段には赤ちゃんの名前を書きます。
※難しい読み方の名前にはふりがなをふるのもオススメです。
お住いの地域によっては、赤ちゃんの名前とお父さんの氏名を並べて書くところもあるそうです。
また、お宮参り当日の服装に頭を悩ませるママも少なくないでしょう。
まず、赤ちゃんの服装ですが祝い着(着物)を着せるのが一般的です。
しかし、夏場の暑い時期には赤ちゃんの体温調節が大変なことから、お宮参りはベビードレスで済ませる方が最近増えてきています。
祖父母の方とも相談して、赤ちゃんの服装を決めた方が良いでしょう。パパの服装はスーツが一般的です。
気になるママの服装ですが、赤ちゃんの服装がベビードレスなら、ママもスーツやワンピースなど洋服で揃えたほうが無難でしょう。
赤ちゃんが着物を着る場合は、ママも着物を着るのが一般的です。
また、最近はお宮参り当日は赤ちゃんもママも洋服で済ませ、別の日に写真館で記念写真を撮影する時だけ着物を着る、というご家族も増えてきています。
まだ産後1ヶ月で授乳も頻繁に行わなければいけない時期です。
ママと赤ちゃんの健康状態を第一に考え、服装を決めるようにしてください。
特にママは、産後1ヶ月で体型が元にもどってない場合、今の体形に合ったスーツやワンピースが無い!と困る方も少なくないのでは?
そんな時はネットで、サイズも豊富でお値段もお手頃な授乳機能を兼ね備えたワンピースやスーツを選んで購入することができますよ。
ママになって初めての外での行事ですので、どうせなら親子ともどもおしゃれで綺麗にして出かけたいものですね。
一生に一度のはじめてのお宮参りだから楽しもう!
お宮参りに関する疑問・不安は解決されましたか?
産後1ヶ月で外に正装してお出かけする「お宮参り」。
ママにとっても小さな赤ちゃんにとってもたいへんな一日になるでしょう。
当日バタバタしない為にも、しっかり事前準備を整えておいて当日を迎えたいものですね。
夏場の暑い時期などがちょうど生後1か月にあたる場合、少し時期をずらす方も増えてきています。
お宮参りは大事な行事ではありますが、赤ちゃんとママの健康状態の方がはるかに大事です。
体調に気をつけ、無理をしないようにしてくださいね。
最近では生後30日~100日ぐらいを目安に、お宮参りを行う方が増えているので、焦らなくても大丈夫ですよ。
マナーやしきたりを知った上で、ぜひ良い思い出となるお宮参りにしてくださいね。