結婚して5年、急性期病院で看護師をして4年経ちますが、仕事は不規則、日によって忙しさが違う、「今日は定時で帰れる!!」と思っていても緊急事態が起こると残業、残業、また残業。
ノー残業デイってなんですか?
働き方改革ってなんですか??
プレミアムフライデーっていったいなんなんですかー???
へとへとになって帰ってきたら、家は洗濯物が溜まり、洗い物が溜まり、埃が溜まっている。夫は先に帰っているのに食事の支度もしていない。
こんな感じでいつのまにか1日が終わっている、私と同じような方はいませんか?(笑)
「仕事だって頑張っているのに…」
今回はそんな風に、仕事も家事もがんばっている共働き主婦のための時間に追われない家事についてご紹介します。
え?夫の13倍?!共働きの家事時間のリアル
共働き夫婦の場合、夫と妻の家事をする時間には、なんと13倍の差があると言われています。
なにやら1日の平均時間は夫14分、妻180分なんだとか^^;
ギョッとしますね。
同じように外で働いているのに差がついてしまうのは、未だに「家事は女性の仕事」という先入観や男性の家事への苦手意識、夫婦の収入格差などがあげられます。
また夫が家事をすることで余計な家事が増える…ということもありますので、難しい所ですね。
働く妻はいったいどうしたらいいのでしょうか?
共働きでも家事の時間を減らす3つの方法
働きマンな妻が家事を両立する3つの方法!
その1. 優先順位をつける
「そんなの当たり前。」と思いきや、意外に出来ていないのが優先順位づけ。仕事の時にはいつも行っている優先順位付けですから、働く主婦には難しいことではないでしょう。
1.朝必ずやる家事
2.余裕があったらやる家事
3.プラスα家事
4.夜必ずやる家事
といったように4項目に分けてみましょう。
忙しい日は1と4だけ!
余裕がある日や、早く帰れた方が良い日に、2や3に目を向けてみましょう。
家のことをやっていたら気になるところも出てきますが、「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」は違いますね。
掃除・洗濯・食事作り…100%でやる必要はないのです。
「このくらいやれば、、、ま、いっか。」これが大切になってきます。
どんな暮らしがしたいのかなど、具体的にリスト化するのもいいかもしれませんね。
その2. 家事にかけている時間を知る
自分の理想を描いた生活をするには、リソースを視覚化することです。
「この家事にどのくらい時間をかけているのだろう」
あなたはすぐに答えられますか?
時間は有限ですから、その資源をどう使うかを目に見える形にすることで無駄が見えてきます。料理時間には、献立を考える時間も含めます。そう考えると料理の時間って意外に長いですよね。
自分だけの献立をスマホの中にためておくなどすると献立には困りません。自分のスキルを知る、いい機会にもなります。
その3. ルーティーンを決めてみる
その日に急変がないか、トラブルがないか、私もいつも緊張感を持って仕事をしています。
仕事の時は、ベッドルームから玄関にお気に入りの雑貨を移動させる。
いつも同じ腕時計を付ける。夜勤の時は、服装に気をつける。など。
ならではのルーティーンが多数あります。でも実際にやらないと落ち着かないんですよね。
では家事の時はどうか。
「平日のお風呂掃除は水掃きだけ」「火曜日の夕飯はパスタ」「木曜日はカレーか丼」「帰宅が20時以降になる時は、惣菜かコンビニ」など。
決めすぎると疲れてしまいますが、ある程度ファジーに決めておくと、頑張り過ぎることなく深追いもしないで済みます。
料理は決めておくことで、作り置きもでき、作り置いたものを食べ忘れるということも減ります。
それでもだめなら…夫の力を頼る!!
前述していますが、妻と夫の家事の時間は、非常に大きい差がみられています。
同じような責任を持って、同じような年収を稼いでいる働く女性にとっては、やはりパートナーの力は必要なのです。
だって、病める時も、健やかなる時も…って誓いましたし。
時には一緒に台所に立つそんなひと時は必要な時間です。
指示を出さないと旦那が動かないと思っていませんか?
実際、そういうことも多々ありますが、指示を出しすぎると、“主導権を握るのが妻”といった認識ができあがってしまいます。
こうなってしまっては、
妻が監督、夫は選手…
妻が社長、夫は社員…
妻が王様、夫は…
と、これでいいのでしょうか?
共働きの際の家事は「手抜き」や「工夫」が必要です。
完璧すぎると思っていても、主人から見たら大事な所が抜けていたり、自分もパートナーも疲れてしまいます。
パートナーが(恐らく)良かれと思ってやった工夫を、妻がダメだしするならいつまでたっても相手は「自主的」にはやれないし、やらないでしょう。
パートナーが家事をするということは「裁量権の譲渡」でもあるわけですので、これがなければ夫は家事負担を増やそうとは思わないかも知れません。
「やらされているだけ」と思ってしまいます。
「指示してやってもらうのは疲れる」し、「指示通りやったつもりが怒られた」とか、そういった問題がでてくるわけです。
家事をする=夫婦平等
ふたりの家なのですから、「手抜き」をしながら平等化を図る努力が必要です。
共働きでも家事の時間を減らして夫婦円満に!
家事は生活の基盤、そして夫婦の基盤。
働きながら、すべてを完璧に行うのは、なかなか出来る事ではありません。責任世代の女性は、仕事・育児・家事・人間関係と抱える物も多くはありません。
「美しく」「丁寧に」暮さなくたって別にいいのです。
自分の生活に合わせて、コントロールしていく術を見つけさえすれば、いつか自分の生きたい生活をかなえる手助けになるでしょう。
いかがだったでしょうか。
毎日のことなので、たまには息を抜いて取り組めたらいいですね。