年末の大掃除までほっとくつもり??お風呂に住み着く嫌なやつ!!
夏場はシャワーですませていても、寒くなってくる時期だとそうはいきませんよね?あったかい湯船につかりたくなってきます。
毎日使うお風呂ですから、少しでもきれいに入りたいものですよね。
ふと、お風呂場の鏡やステンレスの手すりを見ると、白いうろこ状の汚れなど、気付かないうちに水垢が溜まってしまっていることはありませんか?
あまり気持ちのいいものではないですよね。
なんとかしたいけど毎日忙しい、お風呂に入る時は一日の終わりでくたくたになっているから、みっちり掃除はできない。
カビなの?身体に害があるの?どうやったら落とせるの??
今回はお風呂場の水垢汚れについてです。
もくじ
お風呂の鏡を掃除する方法を知る前に!そもそも水垢って何?
水垢とは、カルシウム等の固まったミネラル分が水道水に含まれているので、これが原因で発生しています。
水垢と呼ばれる位なので、汚い、身体に悪いんじゃないか?と思われるかもしれませんが、主成分は石灰ですので、そこまで神経質になる必要はないかも知れません。
水自体はいずれ蒸発しますが、水道水に含まれているミネラル分は残るので、それが徐々に蓄積し白いウロコ状の跡になるのです。
尚、水道水のなかのミネラル分を取り去ることはできないため、基本的には水垢汚れを完璧になくす方法はありません。
また鏡に付着する汚れは、水滴だけが問題ではないこともあります。
シャンプーしたときの洗剤カスが鏡に飛び散ってそのまま乾くと、その脂肪酸成分が水道水の成分と結合し、「石鹸カス」に変化し、この石鹸の残りかすも、鏡汚れになってしまいます。
なので、お風呂終わりは石鹸成分をシャワーで流すことが大切です。
発生させないことと、こまめに取り除くことを意識しましょう。
洗剤でゴシゴシとこするだけでは落とせません。
浴槽用の洗剤とスポンジを使って掃除をして、その時は綺麗になったと思っても、乾いたら「あれ?あんなにこすったのに全然きれいになってないじゃん…」そんな経験があるハズです。
それもそのはず、水垢の成分である、石灰やミネラル分は 酸に溶ける性質があるのです。だから水垢対処には、クエン酸が有効と言われています。
水垢は「アルカリ性」であるため、酸性である、クエン酸で中和します。中和することで取れやすくなるという仕組みですね。
次は水垢を発生させない一工夫です。
溜まってしまった水垢を落とすのは、クエン酸を使ってもなかなか大変です。
年末の大掃除だけじゃ落ちきれないほど悪化させないように、日頃できることをピックアップしました。
5分でかんたん!お風呂の鏡掃除で水垢を悪化させない方法!
1、お風呂後に水たまりをのこさない
【タオルドライ編】
カビは65%を超えると発生しやすくなると言われていますので、換気扇を回しても、湿度が下がりきらずカビが発生するのです。
カビの発生を防ぐには、拭き掃除がオススメです。同時に、水垢予防も期待できるからです。
お風呂に入った後には、最低限、鏡・手すり・蛇口・シャワーヘッドだけでも、使ったタオルで簡単に拭いてみましょう。
水滴が残らないなら水垢も発生も防げます。
【水切り編】
掃除用水切りは100均でも購入でき、水切りを使って簡単に水垢を予防に繋がります。お風呂に入った後に、鏡、洗面台、床を、簡単に拭きます。
所要時間はほんの1分程度なので、寒い時期に湯ざめすることもありません。
水切りで水たまりを無くすことで水垢を予防しながら、カビも予防することができます。
2.お風呂で洗濯物を干す
浴室に衣類乾燥の機能がある方は、ぜひやってみてほしいと思います。
梅雨時期は洗濯物を干せなくて洗濯物を浴室に干さざるを得ないこともありますよね。そこで洗濯物を週一回程度、浴室に干すのです。
乾燥機能を使えば室温は40~50℃程度まであがり、乾燥機能を使えば、浴室内に水分を飛ばせて、カビも水垢も簡単に予防できるのです。
洗濯乾燥を使うよりもコストダウンだし、お風呂もきれいに保てる、洗濯物も乾く、とても有効な手段だと言えます。まさに一石二鳥ですね!
お風呂の鏡を掃除しても取れないガンコな水垢をやっつける方法!
すでに水垢が溜まっている方も、あきらめるのは早いです。
もちろん溜まってしまったら面倒ですが、放ってもいいことはありませんよね。まずは取り掛かれることからやってみませんか?
汚れがひどい場合は、クエン酸などの本格的な浴室掃除に取り掛かりましょう。
忙しい方はハウスクリーニングも考えてみてはいかがでしょうか。
私は、毎日の水切り掃除で2年間水垢掃除は皆無です。
カビより落としにくい水垢掃除がないだけで、お風呂場掃除もラクラクなのです♪
鏡についた落ちない石鹸成分はクエン酸できれいにすることができます。
毎日浴室内を洗剤で掃除するということよりも、水分をいかに残さないかということにポイントを置いてみましょう。
お風呂の鏡を掃除して心までピカピカに!
いかがだったでしょうか。
毎日やれば結果的に掃除の手間がはぶけ、毎日きれいなお風呂に入れます。一日の終わりは最後にゆっくりとお風呂につかりたいものですね♪