はじめての子育ては、右も左もわからず不安でいっぱいではないでしょうか?
子供が成長するにつれ、育児には慣れてきたのに、今度は思うようにいかずイライラするなんてことありませんか?
自分一人で悩んでいるうちはまだいいですが、次第に自分の中では抑えきれず、子供や夫にまで八つ当たりしてしまうこともあります。
そこまで行くと、もう末期症状と言えるかも知れません。
そうなる前にイライラの原因を知り、対処すれば八つ当たりすることもありませんし、イライラも少しずつ解消されるはずです。
今回は、そんな子育て中のイライラについてまとめてみました。
子育て中のイライラの原因はたった一つだけって本当⁉
まずは子育て中のイライラの原因についてです。
あなたは子育て中のどんな時にイライラしてしまいますか?
私の場合は、子供がご飯に集中してくれなかったり、家事の邪魔をしてきた時に「なんでそんなことするの!?」とイライラしてしまうことが多いです。
他にも、これは八つ当たりよりですが、食事の時間に夫と子供を先に食べさせてから私も急いで掻き込むようになっています。
時間にしたら数分なのですが、夫は子供よりスマホの様子ばかりみているので、構って欲しい子供は私の方へじゃれついてくるのです。
そんな時に「今はご飯食べてるの!!」と理不尽な怒りを子供にぶつけてしまいます。
おそらく、大半の方が似たような体験をしているのではないでしょうか?
今上げた二つに共通するのは、どちらも『自分の時間を邪魔された』という事です。
ご飯の邪魔をされた方は自分の時間だけど、家事もそうなの?と思う方が多いと思います。
かくいう私も、この原因を調べた際には家事なんて、やりたくてやっている訳じゃないのに!?というのが本音でした。
ですが、自分の時間というよりは『自分の周りを流れる時間』と考えてみてください。
少し哲学的な感じになっているような気がしますが、そんな難しく考えなくて大丈夫です。
日常生活でも自分の周りを流れる時間を邪魔されたら、イヤな思いをしませんか?
例えば、休日に自分の趣味の時間を満喫していたのに、急に仕事の電話が入ってくるとか、そういう事です。
つまり、その時間を邪魔されるという事が、一番のイライラの原因とも言えます。
子育て中にイライラしない方法は「ためない」こと!
子育てでイライラしてしまう原因がわかったところで、いくら「私の時間を邪魔するな!」とガードしようにも、正直なところそれは子供にたいしては無理な話になってきます。
じゃあ、どうしたらいいのか?
まずは、イライラをためないようにすることが一番です。
先程もお伝えしたように、時間を邪魔させないというのは無理なことなので、それならその時間を切り離してみませんか?
「時間を切り離すなんて、もっと無理な話でしょ?」と思うかもしれませんが、よく思い返してみてください。
子育てにイライラしていた自分は、最後にいつゆっくり休みましたか?子供のいない時間をゆっくり満喫したのは、いつでしたか?
私の場合は、99%ずっと子供と一緒に過ごしていたため、子供のいないゆっくりとした時間は産前まで遡らないとありませんでした。
このように、子育てにイライラしてしまう方の多くは、育児にのめり込み過ぎている(頑張りすぎている)部分が多い傾向にあります。
たしかに「この子は私が守らなくてはいけない!」「他人になんて不安で預けられない!」と私も思っていました。
ですが、いざ一時保育や信頼のおける家族に預けて久しぶりに一人の時間を楽しんでみると、その後の育児にちょっとした変化が見られたのです。
子供がご飯に集中してくれなくなっても「ご飯イヤになっちゃった?ママが食べちゃうよ?」なんて冗談を言える余裕が出てきたんです。
以前の私なら「早く食べないと片付けができないでしょ!!」と、頭ごなしに怒る事しかできなかったのに、だいぶ心に余裕ができたのだなと実感しました。
実際に一人になれた時間は数時間とそう長くはなかったんですが、その少しの時間でためこんでいたイライラが一気に解消した気がします。
まとめ
私の場合は、上手く気持ちを切り替えることができたので、子育てのイライラも少しは解消することができました。
ですが、それもその場しのぎの部分もあります。
しばらくすれば、またイライラしてしまうのですが、それを一つの『目安』にしてみてはいかがでしょうか?
つまり『イライラが溜まってきた=心が疲れてきた』という事です。
体に疲れが溜まってきたら、休憩しますよね。
その疲れを無視し続ければ、風邪をひいたり更に悪化して重い病気になりかねません。
心も同じです。
心の疲れも無視し続ければ、自分だけでなく子供にも影響するような、最悪の場合ニュースに取り上げられるような事件に発展しかねません。
そうならないためにも、家族や周りの方のフォローが必要です。
子育ては一人で頑張れるほど、優しいものではありません。
もしもイライラしてしまい、子供や夫に八つ当たりしてしまった場合はゆっくり休息をとり、その後「さっきはゴメンね」と優しくハグしてみましょう。
子供はいいけど夫には…という方は、ちょっとした謝罪の気持ちをサービスしましょう。肩もみでも、気持ちを伝えるだけでも大丈夫です。
育児に終わりはありません。
ですが、息抜きをして、心に余裕をもっていけば、今までのようなイライラからは解放されるはずです。
急には無理でも、少しずつ実践できるように、ご家族との会話からはじめてみてはいかがでしょうか?