子育ての悩みの中でも子供が嘘をつくことって、かなり落ち込みますよね。
子供が3歳を過ぎ幼稚園でも行けるようになったら、お友達もできる様になりますし、保育園ではママがいなくても、きちんとお昼寝が出来る様になっていきます。
そして小学校にいく様になると、悲しい事にうそをつくこともあります。悲しい気持ちになるママは多いでしょう。
今回は子育ての悩みでも特に深刻な、嘘をつかれる理由やその対処法についてです。
子育ての悩み。子供が嘘をつくのはどうして?どんな時?
そもそも嘘をつくことはなぜいけないのでしょうか?
子供がうそをつくことはいけないことだと、頭ごなしに考えているママは多いと思いますが、その原因について真剣に向き合って考えたことがあるでしょうか?
子供はどんな時にうそをつくのでしょう?
まず考えられるのが、誰かから怒られると思ったときこれが一番の理由かと思います。防衛本能なんでしょうか?
日頃からやってはいけないと言われている事をやってしまった時や、自分の意志はAだけれどもママがBというから、ママの意見に沿うようにしなきゃいけないという思いから。
やったこととしたことが違っている時に、大人は子供に対して「うそをついている」という評価をしてしまいがちです。
実際のところ、5歳以下の子供にとって、うそをつくという意識はあまりないのかもしれません。
ただ親の意志に従ってないということを、大人から見て、嘘を言っていると決め付けている事も少なくないのでは?
小学校に入り、友達と遊ぶようになってくると、子供は基本正直なので、ありのままの言葉を友達に投げかけます。
例えば「背が低い、背が高い、痩せている、太っている」などです。
ありのままの姿をいっているのなら、悪意はないのかもしれませんが、ある種の悪意のある意味合いで使っている言葉なら、正直であっても人を傷つけてしまいます。
言葉に意味合いをつける場合、それは誰から学習したものでしょうか?
それは家庭からであったり、友人関係からであったり、テレビからであったり、子供達をとりまく環境からであることが多いのではないでしょうか?
だから、うそをつくことは必ずしも悪いことだとは思わず、子供から出てる何らかのサインだと思った方がいいかもしれません。
だから子供がうそをついたと思った時、「なぜそうおもうのか?」「なぜこんな行動をしたのか?」と一息をついて一緒に考える事が大切だと思います。
子育ての悩み。子供が嘘をつく時の対処法は?
嫌われることを覚悟で言いますね?
子育ての悩みで子供がうそをつくので困るというお母さんたちに言いたいんですが「お母さんは何に困っているのでしょうか?」ということです。
じっくり考えてみたら、実はそんなに大したことでもなかったりするかもしれません。
それよりも問題なのは、子供が本当のことを言わなくなってしまって、子供が抱えている問題を逃がしかねない事です。
私が自転車で近所を走っていた時、うちの子と同じクラスの子が遊んでいたのですが、なにやらもめている様でした。
聞くとA君がB君にお金を貸したのに返してくれないと、言い争いとしていたのです。
よくよく聞いていくとお金のやり取りはしておらず、コンビニで買ったお菓子のやり取りを勝手にお金を貸した貸さないと言っていたわけです。
「しょうがないな」と思いつつ、私はA君を学校の担任の所に連れて行ったわけなんですが、担任は事情をしっていた様子でA君にこう言いました。
「この前注意したばかりだろう!またやってんのか」と言いました。
私がいる手前怒っているようにも思え、わたしはなんだかしらけてしまいました。
A君はその後「お母さんに怒られる」とずーーーと泣き続けて、元の場所に戻った時には泣き止んで遊んでいました。
A君はやんちゃで有名な子でしたので、多分家にも苦情の電話がいっているのだと思われます。
お母さんは、A君をきちんと叱っているのかな?と思いました。
子供はうわべだけのことはすぐに見抜きます。
「うちの子に限って、、」とか思っている親に限って、子供の気持ちを理解してない場合が多い様に思います。私はそんな子を何人か見てきました。
ピンポンダッシュをしている子の親は、最後の保護者会で「私は自分の子を信じています」と言い切りました。私はあきれて何も言えませんでした。
その子は学童保育をしていて、たまたまうちの子を学童に預けた時に、寂しそうに窓の外を眺めていた子でした。
淋しいんだけれど、その気持ちをどうしたらいいかわからず、形を変えていじめたり、ピンポンダッシュをしたりしていたのです。
もちろん、その子のお母さんはしりませんでした。忙しくて本当の気持ちを言えなかったのかもしれません。
話はそれましたが、うそは1つのサインじゃないかな?と思います。
「そんなことないわよ」という声もあるでしょう。子育ては、それぞれです。
親も1日にしてなるものではなく、親子相互で関係性を作って行くものなんじゃないかなと思います。
子育てで悩みは必要?子供が嘘をつくのは大事なサイン
今回は子育ての悩み、嘘をつくについて考えてみました。
私は嘘は子供からの1つのサインじゃないかなと思っています。
親に迷惑をかけたくないといってつかれる、嘘程つらいものはありませんね。
なぜなら、子供のヘルプの声をキャッチできないからです。
嘘をつく子にも、嘘をつくことが教えられないことも、よくありませんね。